ジャンクジャーナルを始めるために必要な材料と道具とは?基本の揃え方と失敗しない選び方
こんにちは、クラフターズのやっしーです!(・∀・)
古い洋書のページ、使い終わった紙袋、お菓子のパッケージ、アンティーク風のレース。そんな愛着のある紙ものを一冊のノートにぎゅっと綴じ込む「ジャンクジャーナル」は、見ているだけでもワクワクする素敵なクラフトです。
でも、いざ自分でも作ってみたいと思ったとき、「どんな道具を揃えたらいいの?」「特殊な材料をたくさん買わないと始められないの?」と悩んでしまう方は非常に多いです。SNSで見かける海外作家さんの作品があまりにも豪華で、ハードルが高く感じられることもあります。
結論からお伝えすると、ジャンクジャーナルは最初から高価な専門道具を買い集める必要はまったくありません。身の回りにある不用な紙や100円ショップのアイテム、基本の文具があれば、今すぐ最初の一冊を作り始められます。今回は、ジャンクジャーナルを始めるために本当に必要な道具と材料、失敗しない選び方を徹底的に分かりやすくまとめました!
- ジャンクジャーナルの基本構造と制作の流れ
- 最初に揃えたい!基本の必須道具(ツール類)
- 1. カッターナイフ・定規・カッティングマット
- 2. クラフトバサミ(大・小の2本)
- 3. 目打ち(千枚通し)
- 4. 綴じ針と太めの糸(ワックスコードやタコ糸)
- 5. 骨べら(ボーンフォルダー)または代用品
- 失敗しない接着剤の選び方と使い分け
- シワを出したくない平らな貼り付けには「強力スティックのり」
- ポケット作りやしっかり固定したい場所には「木工用ボンド」
- 手軽で即座に接着できる「強力両面テープ」
- ジャーナルに使えるおすすめの材料(ペーパー類)
- 1. 日常で手に入る「不要な紙(ジャンクペーパー)」
- 2. ヴィンテージ感を演出する紙(古書・楽譜・デザインペーパー)
- 3. 自作できる「コーヒー染め・紅茶染めの紙」
- ジャーナルを彩る装飾パーツと飾り素材
- スタンプとインクパッド(茶系・ヴィンテージカラー)
- レース・リボン・ハギレ
- マスキングテープ・シール・ダイカット素材
- クリップや割りピン(ブラッズ)などの金具
- 初心者が失敗しやすい注意点と解決策
- 1. 紙を挟みすぎて本が閉じなくなる「ワニの口現象」
- 2. 穴の位置がズレてページがガタつく
- 3. 糊が乾く前にページを閉じて貼り付いてしまう
- 私ならこう始める!予算をかけずに楽しむ最初の一歩
- まとめ:自由な発想で自分だけの宝箱を作ろう
ジャンクジャーナルの基本構造と制作の流れ
道具を揃える前に、まずはジャンクジャーナルがどのような構造で作られているのかを頭に入れておきましょう。構造を理解しておくと、なぜその道具や材料が必要になるのかが自然と分かります。
ジャンクジャーナルは、大きく分けて「カバー(表紙)」と「シグネチャー(ページの束)」の2つの要素で成り立っています。
- カバー(表紙):厚紙、古い本の表紙、布、革、紙袋などをベースにして作る外側の頑丈な入れ物です。
- シグネチャー(ページの束):色々な種類の紙を重ねて二つ折りにした紙の束です。1冊のジャーナルに1束から数束を綴じ込みます。
- 綴じ糸:カバーの背表紙とシグネチャーを縫い合わせて固定するための糸です。
つまり、必要な道具と材料は「紙を切る道具」「折って穴を開けて縫い合わせる道具」「貼り付けて装飾する材料」に分類できます。この3つの工程を意識しながら、必要なものを1つずつ見ていきましょう。
最初に揃えたい!基本の必須道具(ツール類)
まずは、作業をスムーズに進めるために手元に用意しておきたい基本のツールです。多くはご家庭にある文房具や、身近なショップで安価に手に入るものばかりです。
1. カッターナイフ・定規・カッティングマット
紙を直線で綺麗に切り揃えるための三種の神器です。ハサミだけでも切れなくはありませんが、ノートのページを均一なサイズに整えたり、表紙用の厚紙をまっすぐ裁断したりする場面ではカッターが絶対に必要です。
定規はプラスチック製ではなく、刃が当たっても削れない金属製(ステンレスエッジ付きなど)を必ず選んでください。長さは30cmあると、A4サイズの紙を一気に切れるため作業効率が劇的に上がります。カッティングマットもA4以上のサイズを敷いて作業机をしっかり保護しましょう。
2. クラフトバサミ(大・小の2本)
ハサミは用途に合わせて2種類あると重宝します。1本は紙や布をざっくり切るための一般的な事務用ハサミ、もう1本は細かいコラージュ素材の輪郭を切り抜くための「刃先が細く尖った精密ハサミ」です。
特に植物やアンティークラベルなどのプリント素材をフチに沿って切り抜く作業(ファッシーカット)では、先端が鋭利なハサミを使うだけで仕上がりの美しさが格段に変わります。糊のついた紙を切ることもあるため、フッ素コート加工が施されたベタつきにくいハサミを選ぶのが正解です。
3. 目打ち(千枚通し)
シグネチャー(ページの束)と背表紙に、糸を通すための下穴を開ける道具です。紙を何枚も重ねて一度に穴を開けるため、針先がしっかり尖っていて持ち手が握りやすいものを用意します。100円ショップの工具コーナーや手芸コーナーにある普通のもので十分使えます。
4. 綴じ針と太めの糸(ワックスコードやタコ糸)
ページを綴じ合わせるための針と糸です。一般的な裁縫用の針と細い糸では、ページを束ねたときの重みやめくる力に耐えきれず、紙が破れたり糸が切れたりします。
針は、厚手の布や革を縫う「とじ針」や「刺繍針」のように、針穴が大きくて太いものを選びます。糸は「ワックスコード(ロウ引き糸)」が一番のおすすめです。ロウがコーティングされているため滑りが良く、結び目がほどけにくいため、初心者でも緩まずにきっちり本を綴じられます。手に入らない場合は、タコ糸や厚手用のボタン付け糸、刺繍糸(6本取り)で代用してください。
5. 骨べら(ボーンフォルダー)または代用品
紙を半分に折るとき、折り目をクッキリと平らにつけるためのヘラです。指の腹や爪で折り目を擦ると、摩擦で紙が汚れたり皮脂がついたりします。骨べらを使うことで、何十枚ものページを素早く正確に折ることが可能です。
専用のボーンフォルダーはクラフト店で手に入りますが、最初のうちはプラスチック定規の角や、使わなくなった硬いカード、木製のアイスのスプーンなどで代用しても問題ありません。
失敗しない接着剤の選び方と使い分け
ジャンクジャーナル制作で初心者がもっとも失敗しやすいのが「接着剤選び」です。「手元にある適当な液体糊を使ったら、紙が波打ってしわくちゃになってしまった!」というのは誰もが通る道です。紙の美しさを保つために、接着剤は性質に合わせて使い分けましょう。
シワを出したくない平らな貼り付けには「強力スティックのり」
古い本や薄い紙、チケットなどをページ全面にペタッと貼る場合は、水分が少ないスティックのりが鉄則です。一般的な事務用スティックのりよりも、「強力タイプ」「クラフト用」と書かれた粘着力の高い製品を選んでください。薄い紙でも水分によるシワや波打ちが発生しにくく、綺麗に密着します。
ポケット作りやしっかり固定したい場所には「木工用ボンド」
ページの中にタグやカードを差し込む「ポケット」を作るときや、レース・リボン・布を貼り付けるときは木工用ボンド(クラフト用多目的ボンド)を使います。スティックのりでは強度が足りず、物を出し入れしているうちに剥がれてしまうからです。
ただし、木工用ボンドは水分を含んでいるため、広い面積に直接ドバッと出すと紙が歪みます。細口ノズルの容器を使うか、爪楊枝やヘラでフチ沿いに薄く均一に伸ばして塗るのが美しく仕上げるコツです。
手軽で即座に接着できる「強力両面テープ」
乾燥時間を待たずにすぐ次の作業に進みたいときや、ポケットの細いフチを接着するときは両面テープが非常に便利です。幅5mm〜10mm程度の細いタイプを持っておくと、作業の幅が格段に広がります。
ジャーナルに使えるおすすめの材料(ペーパー類)
「ジャンク」という名前の通り、本来なら捨ててしまうような紙や、日常に転がっている紙すべてがジャーナルの主役になります。高価なペーパーを買わなくても、周りを見渡せば魅力的な素材がたくさん見つかります。
1. 日常で手に入る「不要な紙(ジャンクペーパー)」
真っ先に集めたいのが、生活の中で手に入る味わい深い紙たちです。
- クラフト紙袋やショップの紙袋:独特の茶色い風合いがあり、丈夫でページのベースに最適です。
- 英字新聞や古い雑誌:背景のコラージュや切り抜き素材として大活躍します。
- 封筒や絵はがき:そのままページに綴じ込むだけで、秘密のポケット付きページになります。
- 商品のタグや包装紙、レシート:デザイン性の高いパッケージや旅先のチケットは最高のアクセントです。
「これ、ジャーナルに挟んだら可愛いかも!」という視点で身の回りの紙を見直してみると、捨てようとしていたゴミ箱の紙が宝物に見えてきます。
2. ヴィンテージ感を演出する紙(古書・楽譜・デザインペーパー)
ジャーナルにクラシカルな雰囲気をプラスしたいときは、洋書のページや古い楽譜を挟み込みます。古書店やネットフリマで安価な洋書を手に入れて解体しても良いですし、最近では100円ショップの文具コーナーにも「洋書風ペーパー」や「アンティーク調デザインペーパー」がたくさん並んでいます。
ツルツルした光沢紙よりも、少しザラつきのある上質紙やクラフト紙、わら半紙のような質感の紙を選ぶと、ジャーナル全体の雰囲気が統一されやすくなります。
3. 自作できる「コーヒー染め・紅茶染めの紙」
ジャンクジャーナル好きの定番といえば、普通のコピー用紙をコーヒーや紅茶に浸して乾燥させる「染め紙」です。新品の真っ白い紙が一瞬で何十年も経ったようなセピア色に変わり、乾いたときのパリパリとした乾いた音や独特のシワが楽しめます。
バットや平らなトレイに濃いめのインスタントコーヒー液を作り、紙をサッとくぐらせてから新聞紙の上などで陰干しするだけで作れます。少し手間はかかりますが、これを取り入れるだけでジャーナルの雰囲気が一気に本格的になります。
ジャーナルを彩る装飾パーツと飾り素材
ページが組み上がったら、ページ内を華やかに飾り付けるための素材を集めていきましょう。最初からすべて揃える必要はありません。自分の好みの世界観に合わせて少しずつ集めるのが楽しい工程です。
スタンプとインクパッド(茶系・ヴィンテージカラー)
ページの端や真っ白な余白にポンと押すだけで、一気にアンティークな雰囲気を醸し出せるのがスタンプです。植物柄、消印風デザイン、飾り枠、英字テキストなどのスタンプが特に使いやすいです。
インクパッドは、真っ黒よりも「セピア」「ウォルナット」「ダークブラウン」といった茶色系を1つ持っておくことを強くおすすめします。さらに、スタンプ台の角をスポンジにつけて紙のフチを軽く擦る「インキング(エイジング加工)」を施すと、紙の断面が古びたように変色し、グッと深みが増します。
レース・リボン・ハギレ
紙ものの中に布やレースの異素材を組み合わせると、作品の手触りと立体感が一気に引き立ちます。ページの端から少しはみ出すようにレースを貼り付けたり、しおりの紐にリボンを結んだり、タグの持ち手にハギレを通したりして活用します。
マスキングテープ・シール・ダイカット素材
コラージュを手軽に楽しむための必須アイテムです。透け感のあるトレーシングペーパー素材のシールや、アンティーク調のマスキングテープは、異素材同士の境目を自然に馴染ませる役割を果たしてくれます。
クリップや割りピン(ブラッズ)などの金具
アンティークゴールドやブロンズカラーのゼムクリップや割りピンは、ページに立体的な重厚感を与えてくれます。小さなメモやタグをクリップで挟んでおくだけで、後から外して読める仕掛けになり、めくる楽しさが倍増します。
初心者が失敗しやすい注意点と解決策
ジャンクジャーナル作りに夢中になると、誰もが一度はぶつかる「あるあるな失敗」があります。事前に知っておくことで、ストレスなく綺麗に仕上げられます。
1. 紙を挟みすぎて本が閉じなくなる「ワニの口現象」
一番多い失敗が、ページ数を多くしすぎたり、分厚い飾りを貼りすぎたりして、本が閉じずにワニの口のようにパカッと開いてしまう現象です。
本はページをめくるだけで厚みが増し、コラージュ素材やポケットを足せばさらに膨らみます。対策として、最初の一束(シグネチャー)に入れる紙の枚数は「二つ折りで5枚〜8枚(広げた状態で10〜16ページ程度)」に抑えてください。「少し薄いかな?」と思うくらいでスタートし、飾りをつけてちょうど良い厚みに育てるのが成功の秘訣です。
2. 穴の位置がズレてページがガタつく
紙の束を揃えて適当に目打ちを刺すと、内側のページと外側のページで穴の位置がズレてしまい、綴じたときにページが上下にガタガタになってしまいます。
穴を開けるときは、必ず「穴あけ用ガイド(テンプレート)」を作りましょう。ページの縦の長さと同じ細長い紙を用意し、上から何cm、中央、下から何cmと印をつけます。その紙をページの内側の折り目に当ててクリップでしっかり挟み、印の上から目打ちを垂直に刺せば、すべてのページが寸分違わず綺麗に揃います。
3. 糊が乾く前にページを閉じて貼り付いてしまう
コラージュが楽しくて次々にページを作っていると、糊が乾ききっていない状態でノートを閉じてしまい、向かい側のページとくっついて破れてしまう事故が起きます。
接着作業をするときは、作業中のページの下と向かい側に「クッキングシート(オーブンペーパー)」や「ワックスペーパー」を挟んでおきましょう。糊がはみ出してもクッキングシートならツルツルと剥がれるため、大切なページが貼り付く大惨事を確実に防げます。
私ならこう始める!予算をかけずに楽しむ最初の一歩
もし私が今、まったく道具を持たない状態からジャンクジャーナルを新しく始めるなら、まずは100円ショップに直行して最低限のアイテムだけを揃えます。
文房具コーナーで「カッター」「金属定規」「目打ち」「強力スティックのり」、手芸コーナーで「とじ針」と「刺繍糸またはワックスコード」をカゴに入れます。これで基本の道具代は千円もかかりません。
そして、材料となる紙は一切買わずに家の中を探します。お菓子の入っていた可愛い箱を表紙の芯にし、紙袋や英字のチラシ、封筒、メモ帳の余りを集めて最初の小さなシグネチャーを1束だけ作ります。
いきなり分厚い大作を作ろうとすると途中で疲れてしまいますが、手のひらサイズやハガキサイズの小さなジャーナルなら、1日〜2日で完成の達成感を味わえます。一度完成させてみると「次はレースが欲しいな」「茶色のスタンプインクを試してみたいな」と、自分に必要な材料が自然と分かってきます。
まとめ:自由な発想で自分だけの宝箱を作ろう
ジャンクジャーナルを始めるために必要な道具と材料について詳しくご紹介しました。
ジャンクジャーナルの最大の魅力は、「こう作らなければいけない」という厳密なルールが一切存在しないことです。整ったまっすぐな線じゃなくても、紙が破れていても、それが全部その作品にしかない個性と味わいになります。
高価な道具やアンティーク素材が手元になくても心配いりません。あなたの身の回りにある好きな紙、思い出のチケット、手触りの良い素材を少しずつ集めて、世界に一つだけのジャーナル作りを楽しんでみてくださいね!
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ではでは、また次の記事でお会いしましょう!クラフターズのやっしーでした!

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