ジャンクジャーナルで折りたたみページを作る方法!開く楽しさが広がるページ構成のコツ
こんにちは、クラフターズのやっしーです!(・∀・)
ジャンクジャーナルを開いた瞬間、ページの中からさらにパタパタと新しい紙が広がっていく仕掛けに出会うと、思わずワクワクしてしまいませんか?ジャンクジャーナルの大きな魅力の一つが、この「折りたたみページ(フォールドアウト・フラップページ)」です。
普通のノートや本とは違い、自分の好きな場所に自由な大きさでページを拡張できるのがハンドメイドジャーナルの醍醐味です。見た目が華やかになるだけでなく、書くスペースや素材を貼るスペースが一気に増えるため、実用性の面でも非常に優れています。
「でも、どうやってノートのページに折りたたみの紙を取り付ければいいの?」「きれいに折るコツや、本からはみ出さないサイズ設計が分からない……」と悩んでいる初心者さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ジャンクジャーナルで折りたたみページを作る基本的な方法から、失敗しないための補強と厚みコントロールのコツ、さらに開くのが楽しくなるデザインアイデアまでたっぷりお届けします!
ジャンクジャーナルに折りたたみページを取り入れる魅力とは?
折りたたみページとは、ページの端に別の紙を貼り付けたり、もともとの一枚の紙を大きく残して内側に折り込んだりしてつくる仕掛けのことです。英語では「Fold-out(フォールドアウト)」や「Flap page(フラップページ)」と呼ばれています。
ジャンクジャーナルにこの折りたたみ構造を取り入れると、以下のような素晴らしいメリットが生まれます。
- 限られた冊子サイズの中で、コラージュや日記の面積を2倍〜3倍に増やせる
- ページを開いたときの立体感や躍動感が生まれ、一気にクオリティが高く見える
- 内側にプライベートなメッセージや大切な写真を「隠す」演出ができる
- 古い洋書や楽譜、トレペなど異素材を組み合わせて質感のギャップを楽しめる
単に平面的な紙を綴じるだけでなく、めくったり広げたりする「動作」そのものを作品の演出にできるのが、折りたたみページの魅力です。
折りたたみページ作りに必要な道具とおすすめの紙素材
まずは、折りたたみページをスムーズに作るための道具と素材を準備しましょう。特別な工具は必要なく、身近な文房具やクラフト用品で揃えられます。
基本の道具
折りたたみページ作りで活躍する基本的な道具は以下の通りです。
- はさみ・カッターナイフ:紙をカットする際に使用します
- カッティングマット・定規:直線カットや寸法を測る時に必須です
- 骨べら(ボーンフォルダー)または折り筋ツール:紙をクッキリきれいに折るための道具です
- 両面テープ・スティックのり・ペーパー用接着剤:紙同士を接着します
- マスキングテープ・紙製和紙テープ:接合部分(ヒンジ)の補強や飾り付けに使います
カッターを使う作業の際は、手を切らないように十分に注意してくださいね。特に硬い紙や重ねた紙を切る時は、無理な力を入れずに定規をしっかり押さえるのが安全のポイントです。
おすすめの紙素材
折りたたみ部分に使用する紙は、折ったり開いたりする動きに強いものを選ぶのがおすすめです。
- デザインペーパー・クラフト紙:適度な厚みがあり、折っても破れにくいため初心者に最適です
- ヴィンテージ洋書・古い楽譜:味わい深い雰囲気が一気に出ます(経年劣化で脆い紙は補強が必要です)
- トレーシングペーパー:重ねた時の透け感が美しく、軽やかな折りたたみページが作れます
- 使用済みの封筒・紙袋:最初からポケット構造や折り目がついているため加工が楽です
私の場合、しっかり広げたいメインの折りたたみには90〜120gsm程度の少ししっかりしたデザインペーパーを使い、軽く添えたいフラップにはトレーシングペーパーや薄手の洋書ペーパーを選ぶことが多いです。
【実践】折りたたみページの基本スタイル5選と作り方
ここからは、ジャンクジャーナルでよく使われる折りたたみページの代表的な作り方を5つ紹介します。お好みのデザインや目的に合わせて選んでみてください。
1. シンプル横開きフラップ(外側へ広がる基本形)
既存のページの横幅をそのまま外側に伸ばすように拡張する、最も基本的で簡単な方法です。
【作り方の手順】
- ノート本体のページの高さに合わせた新しい紙を用意します。
- 新しい紙の端に1cmほどの「折りしろ(のりしろ)」を作ります。
- 折りしろ部分に両面テープまたは強力なのりを塗り、本体ページの右端(または左端)の裏側に貼り合わせます。
- 貼り付けた接合部分を骨べらでしっかり擦って圧着させ、内側に折り込みます。
これだけで、ページを横にパタンと開く横フラップが完成します。接合部にマスキングテープを上から貼ると、補強になると同時に見た目もとても可愛くなります。
2. 上下に広がる縦開きフラップ
ページの上端や下端から縦方向に広がる折りたたみです。縦長の写真を貼ったり、上から下へ流れるようなコラージュを作ったりするのに適しています。
【作り方の手順】
- 本体ページの横幅と同じ幅の紙を用意します。
- 上端に貼る場合は紙の下側に、下端に貼る場合は紙の上側に約1〜1.5cmの折りしろを作ります。
- 本体ページの上辺または下辺の裏側に折りしろを貼り付けます。
- 本を閉じた時にジャーナルの上下からはみ出さないよう、折りたたんだ時の高さを本体内に収まるサイズに調整します。
上下のフラップを両方作り、観音開きの縦バージョン(上下から中央へ閉じる形)にするのも非常にドラマチックな演出になります。
3. アコーディオン折り(ジャバラ折り)で連続展開
紙を山折り・谷折りと交互に折ることで、何重にも連なって伸びる豪華な折りたたみページです。
【作り方の手順】
- 横に長い紙を用意します(足りない場合は数枚の紙をつなぎ合わせてもOKです)。
- 本体ページの横幅より少し小さめのサイズに合わせて、山折り・谷折りを交互に繰り返します。
- アコーディオンの一番端の1面を、本体ページにぴったり貼り付けます。
- たたんだ時にきれいに重なるよう、骨べらでしっかりと折り目をつけて整えます。
引っ張るとビヨーンと伸びるアコーディオンページは、旅行の思い出写真を連続で貼ったり、ストーリー仕立てのコラージュを作ったりするのにぴったりです。
4. 封筒を活用したポケット一体型フラップ
海外のヴィンテージ封筒や手作りの封筒をそのまま折りたたみページとして活用するテクニックです。
【作り方の手順】
- 封筒のフタ(フラップ部分)を開いた状態にします。
- 封筒のフタ部分を本体ページの端に挟み込み、のりやテープで接着します。
- 封筒本体がページの外側へパタンと開く折りたたみページになります。
この方法の素晴らしいところは、開いた紙自体が「ポケット」になっている点です。中にショップカードやタグ、秘密の手紙などを収納できるため、ジャンクジャーナルらしいギミック感を一気に高められます。
5. ページ自体を折って作る「インナードア」スタイル
後から紙を付け足すのではなく、ジャーナルをバインディング(製本)する前の紙を大きめにカットしておき、あらかじめ内側に折り込んでおく方法です。
【作り方の手順】
- ジャーナル本体のページ幅の1.5〜2倍の横幅がある紙を用意します。
- 本体のサイズからはみ出る分を内側に向かって折り曲げます。
- そのまま真ん中で二つ折りにしてシグネチャー(紙の束)に組み込み、糸で綴じます。
貼り付けの工程がないため、境目がとても頑丈で美しく仕上がります。あえて折り込んだ端を斜めにカットしたり、レースカットを施したりすると、開く前の見た目もおしゃれになります。
初心者が陥りがちな失敗と解決策・注意点
折りたたみページを作るとき、初心者の人がよく直面するトラブルがあります。あらかじめ対策を知っておくことで、失敗なく美しいジャーナルを作ることができますよ。
失敗1:折りたたみすぎて本が閉まらなくなる(アリゲーターマウス現象)
折りたたみページをたくさん作りすぎたり、厚手の紙を何重にも重ねたりすると、冊子を閉じたときに背表紙側より開く側が膨らみ、ワニの口のように開いてしまう「アリゲーターマウス」と呼ばれる状態になります。
【私ならどうするか・解決策】
ジャンクジャーナルはある程度の育ち(膨らみ)も魅力ですが、閉じなくなるのを防ぐには「全体のバランス」が不可欠です。
- 1つのシグネチャー(紙の束)の中に作る折りたたみページは2〜3箇所程度に抑える
- 折りたたむ紙自体は薄手の素材(グラシン紙、トレペ、70〜80gsm程度の薄手紙)を意識的に混ぜる
- 背表紙の幅(スパイン)にあらかじめゆとりを持たせて製本する
厚みを分散させる意識を持つだけで、本全体の収まりが劇的に良くなります。
失敗2:何度か開閉しているうちに接合部から破れてしまう
のりで貼っただけのつなぎ目や、古い洋書の紙を使った折り目は、何度も開け閉めを繰り返すうちにビリッと破れてしまうことがあります。
【解決策とヒンジ補強のコツ】
紙同士を繋ぐ部分(ヒンジ=蝶番)には、必ず「補強」を施しましょう。
- つなぎ目の表と裏の両側から和紙テープやマスキングテープを跨ぐように貼る
- 細く切った薄手の布(コットンやレーステープ)をボンドで貼り付けてヒンジにする
- 古い紙を使う場合は、折る部分に予め補強用のペーパーテープを裏打ちしておく
布や和紙テープは柔軟性があり、何度折っても千切れにくいため、折りたたみページの耐久性が格段にアップします。
失敗3:折り目がズレてジャーナルの端からはみ出る
折りたたんだ時に、紙がジャーナルの天(上部)、地(下部)、小口(右端)から飛び出してしまうのもよくあるミスです。
【解決策】
折りたたみ部分を作る時は、本体ページよりも「上下左右それぞれ2〜3mm小さめ」のサイズ設計にするのが鉄則です!
本体と全く同じサイズで折りたたむと、紙の厚みや折りの遊びによって、閉じたときにどうしても端がはみ出してしまいます。少し内側に収まるようにカットしてから折ることで、すっきりと綺麗に収納できます。
失敗4:液体ボンドの水分で紙がフニャフニャに波打つ
折りしろを貼り付ける際に水分量の多い木工用ボンドや液体グラフィックのりを塗りすぎると、紙が伸びてシワシワになってしまいます。
【解決策】
紙もの工作では、強力タイプのスティックのりや、薄手の強力両面テープを使用するのが一番安全です。どうしても液体ボンドを使う場合は、ボンドを指やヘラで極薄く伸ばし、半乾きのような状態にしてから貼り合わせると波打ちを防げます。
やっしー流!開くのがもっと楽しくなるデザインと飾りのアイデア
基本の折りたたみ構造ができるようになったら、次は見た目をさらにおしゃれにドレスアップさせてみましょう!私自身がジャーナル制作でよくやっているおすすめの仕掛けアイデアを紹介します。
アイデア1:クロージャー(留め具)をつけて勝手に開かない工夫をする
折りたたみページは、本を開いたときに勝手にパタパタ開いてしまうことがあります。それを防ぎつつ可愛く見せるのが「クロージャー(留め具)」です。
- ミニクリップやペーパークリップで留める:一番手軽でおしゃれなアンティーククリップが映えます
- ハトメと紐巻き:折りたたみの端と本体にハトメを打ち、麻紐やリボンを八の字に巻きつけて留める
- マグネットボタン:小さな薄型マグネットを紙の裏に仕込み、パチンと心地よく閉まるようにする
- ダイカットペーパーの差し込み:本体側に小さな紙パーツを半分だけ貼り付け、ツメのようにしてフラップを挟み込む
「紐をほどいて中を見る」というワン動作が加わるだけで、宝箱を開けるような特別なワクワク感が生まれます!
アイデア2:「引っ張り手(タグラグ)」をつけてめくりやすくする
折りたたみの端っこに、小さな布のハギレ、レースの切れ端、またはリボンを2つ折りにしてホチキスや縫い付けで留めておきます。
これが「ここを開いてね!」という目印(タグラグ)になり、見た目にも立体的なアクセントがつきます。ページからちょこんとレースが飛び出している様子は、本を閉じた状態でも最高にキュートです。
アイデア3:トレーシングペーパーを使った「透ける重ねコラージュ」
折りたたむ紙にトレーシングペーパーを使用するテクニックです。
トレペ側に背景となる模様スタンプや英字をキャプションとして印刷・押印しておき、それを開くと下にある本体ページの綺麗な写真やコラージュが現れる……という「レイヤー表現」が楽しめます。
透ける素材ならではの幻想的な雰囲気が作れるので、ロマンチックな世界観が好きな方には特におすすめです。
アイデア4:折りたたみの内側に「シークレットポケット」を仕込む
フラップを開いたその内側の面に、さらに小さな斜めポケットや透明ポケットを貼り付けます。
「ページを開く」→「中にさらにポケットがある」→「ポケットからカードが出てくる」という多重の仕掛けを作ることで、触って遊べるジャンクジャーナルの魅力が何倍にも膨らみます。
折りたたみページを作る際の作業手順とレイアウトの考え方
「実際に一冊のジャーナルを作る時、どのタイミングで折りたたみを作ればいいの?」と迷う方も多いですよね。私が普段行っているスムーズな制作ワークフローをご紹介します。
手順1:まずは本体ページの紙を揃えて「仮組み」する
ジャーナルに使う紙を二つ折りにしてシグネチャーを作り、全体のページ順や色の流れを確認します。この段階ではまだ糸で綴じません。
手順2:折りたたみページを配置する場所を決める
全体を見渡して、「ここに大きな広がりが欲しいな」「このシンプルな紙のページに変化をつけたいな」という場所を数箇所選びます。連続して折りたたみを作ると重みが偏るので、冊子全体にバランス良く散りばめるのがコツです。
手順3:平らな状態のまま折りたたみページを取り付ける
シグネチャーを糸で綴じる「前」の、紙が1枚の平らな状態で折りたたみパーツの接着作業を行います。本になってから貼り付けるよりも、平らな状態で作業した方が圧倒的に端が揃いやすく、のり付けや圧着もしっかり行えます。
手順4:コラージュをしてから最後に本として綴じる
折りたたみ部分へのスタンプ捺印やペーパーの貼り付け(コラージュ)も、できる限り綴じる前に済ませておくと作業が楽になります。すべてのページの仕掛けと飾りが完成したら、最後に背表紙へ糸でバインディングします。
この手順で進めると、「本が邪魔でスタンプがうまく押せない!」「のりづけしにくい!」というストレスが全くなくなりますよ。
まとめ:折りたたみページでジャンクジャーナルに自分だけの物語を閉じ込めよう!
ジャンクジャーナルの折りたたみページ(フォールドアウト・フラップ)について、基本的な作り方から失敗しないコツ、素敵なデザインアイデアまで詳しく解説してきました。
折りたたみページ作りのポイントをもう一度振り返ってみましょう。
- 横開き・縦開き・アコーディオン・封筒活用など、見せたい素材に合わせた形を選ぶ
- 折り目の接合部(ヒンジ)はマスキングテープや布でしっかり補強する
- 本からはみ出さないよう、本体より2〜3mm小さめのサイズで設計する
- 厚みが出すぎないよう、薄手の紙を混ぜたりシグネチャー内の数を調整する
- クリップやリボンの留め具(クロージャー)をつけて開く演出を楽しむ
最初はとてもシンプルな「ページの端にヴィンテージペーパーを1枚貼り足して折るだけ」の横フラップから試してみてください。それだけでも、ページをパタンと開いた瞬間の広がりとワクワク感にきっと感動するはずです!
ルールや正解がないのがジャンクジャーナルの世界です。ぜひあなたの好きな紙や思い出の素材を使って、自由に開く楽しさを詰め込んだオリジナルの折りたたみページを作ってみてくださいね。
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ではでは、また次の記事でお会いしましょう!クラフターズのやっしーでした!

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例えばレジンについての記事を探したければ「レジン」、道具についてなら「ニッパー」「ヤットコ」というふうに探してみてくださいね。

